十字架
今日は彼と初めて逢った日。
あれから一年…
色々あった…
私の人生にこんな物語があるなんて思わなかった。
先日彼の実家で食事会をした夜
「好きです。愛してます。」
やっと聞こえてきた。
タイムリミットギリギリ…
まぁ、なかば強制的な部分もあったけど…
とある事件があって…
彼に一緒にいる自信がないと話した。
彼は泣いてる私を抱き締めながら宥めてくれた
彼「大丈夫だよ。大丈夫だから。」
彼「傍にいて。離れる必要はない。俺に余裕が出てきたら、旅行に行こう。」
頷くしか出来ない…
やっぱり私は彼が好きなんだとわかってる。
だけど…
彼を守るために…
私は彼と離れないといけない…
これが私の十字架なんだ。。。
私「時期はわからないけど、あなたを守るために離れなくちゃいけない…」
彼「なんで?俺を守るって?」
私「理由はまだ話せない」
彼「離れる期間は?」
私「1ヶ月…半年…一年…わからない」
彼「少しなら…」
私「あなたの少しとは?」
彼「数日…でも、嫌だ。傍にいて!」
昨夜も長く腕枕をしながら時々抱き締めてくれていた。