LIFE.LOVE...

愛してると囁いて

クーラーもかけず、蒸し暑い夕暮れの部屋でただ空を眺めていた。


「彼に逢ってみたかったなぁ…」


土壇場でブチってしまった罪悪感。。。


寝転んでいると主人が帰宅した。


「あれ?出掛けてないの?入院しなくてよかったから行ってきなよ。」



だったら早く知らせてよ…



夕食の支度をしている頃に花火が始まった。



本当ならば、今頃花火観てたのかな…



花火の音だけが、やけに胸に響いていた。。



彼からの「花火はなしです。さようなら。」の言葉がなぜか甦っていた。

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