ごめんなさい
翌日は一日中気分が沈んでいた。
仕事も効率が悪くなかなか進まない。
夕食の支度をしていつもの日常。
罪悪感と後悔だけが心に残る。
ゲームをしている主人に
「本屋に行ってくる」と告げ外にでる。
本屋の駐車場で彼とのLINEを何度も読み返してみる。
いつも、楽しい内容を書いて誠実な性格が見えてる文章。
出会い系は初めてではない。
いつもドライに付き合ってきた。
だけど今回はなぜか彼に逢いたくなった。
自然と指が動き自分の気持ちを書いていく。
「ごめんなさい。もう一度チャンスをください。迷惑ならばメッセージを削除してください。」
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