12月9日
LINEで彼に翌日逢いたいと伝えた。
週明けから主人との旅行があり、どうしても彼に逢いたかった。
彼「来週の土曜日あえるから」
私「逢いたい」
彼「仕事に専念したい」
私「ダメ?」
彼「一回間開けよう。」
私「わかった」
翌日マンションの掃除と、彼が仲間とする忘年会の差し入れを買って準備した。
私から彼におはよーLINEしたら。。
彼がまさかの隣町にお出かけ。。
ちょっとまちなさい…仕事は?
その時知り合いから連絡が。
彼がデリヘルに予約を入れているって。。
彼にマンションの片付けをした事を敬語で送信。
彼「ありがとう。怒らないで。」
(この時彼は私が怒っているのは、昨夜私が逢いたいのに断ったからだと思ってた。)
私「なぜ怒ってるかわかる?」
彼「わからない。」
私「理由教えてあげる。LINE?電話?どっちがいい?」
彼「LINE」
プッちーん‼
私「もしもし」
彼「もしもし、はいはい。」
私「どこにいるの?」
彼「○○だよ。ブラブラしてる」
私「へぇ~寒い?」
彼「暖かいよ~♪」
私「ふーん。」
彼「なに?」
私「デリでしょ?」
彼「えっ?。。。」
私「あとからバレたらただではすまないからね」
彼「う。。ん。デリヘル。。」
私「わかってるよ。どうすんの?」
彼「え。。。うーん。。。」
私「どうすんの?って聞いてるでしょ?」
彼「うーん。。。」
私「帰ってくる?」
彼悩んでる。。馬鹿だ。。
私「戻っておいでよ(笑)」
彼「。。。うーん。。。」
私「マンションに戻ってきなさい」
30分後彼が来た。
彼「おはよう」
私「おはよー今はタバコ禁止。」
私「なにしてるの?」
彼「ごめんなさい。魔が差した。。もうしないから。。」
私「ムリムリ」
彼「本当にゆるして、ほら戻ってきたし」
なめてる…
私「許すとかいらないから。。別れよう。もういいよ。」
彼「え?待ってよ!別れたくない。マジでいやだ!」
私「貴方らしくないよ。今までの女は引き留めなかったやん。いつも通りに別れましょう。」
彼「りんは過去の女とは全く違う!大切な人なんだ!一緒にいたい!」
私「今さら無理。ごめんね。じゃあ仕事の相談は電話で乗ってあげる、だけど2度と逢わない。」
彼「待ってよ。逢って話したいときもあるやん。」
私「無理。逢わない。貴方が私の手を離した。」
彼「嫌だよ!待ってよ。。別れないよ」
私「嫌。もう裏切られるのはうんざりなの。」
彼「もう一度!もう一度…ラストチャンス下さい」
私「今まで何度もあげたけど、裏切ってきたじゃない。付き合って今日で一ヶ月、切りがいいから別れましょう」
私「貴方が私に本気になる前に別れましょう。その方が傷が浅いから…」
彼「マジでいやだ!いやなんだ!りんは大切な人なんだ!」
私「失ってから気づく事あるよね。。」
彼「こんなにサポートされた事もないし。。初めての経験ばかりだし。。。浮気や風俗で今まで怒られたこともないし。。。」
(歴代の彼女達の懐の広い事……)
彼震えてた。。
仕方ないよね。貴方が離したから…
私「これから、若い子と出逢えるよ。ちゃんとサポートしてくれる人が現れるから。」
彼「りんじゃなきゃいやだ!」
彼かなりごねてた。
私「ねぇ、別れる前に一回やらない?私たち偽りと遊びから始まった関係だから。」
彼の腕に抱きついてキスをした。
彼「Hしてもいいけど、別れないよ」
私「別れましょう。」
彼「いやだ。別れないで」
私「嫌。早く~最後に気持ちよくなって別れよう。これが大人の遊びでしょ?」
彼の手をひいて寝室に誘った。
裸で布団に入っても悲しく寂しげな顔をする彼。
私「早く、私早く帰らないと主人に怒られるから。」
彼「別れたくない。りんとずっと一緒にいたい!考え直して。。」
彼はいつも女から別れを言われてきた。
そして、去るもの追わずの精神。
むしろ女に「後悔しない?」なんて聞く余裕すらあった。
こんなに必死になった事はないからパニックになってた。
私「SEXなんていくらでも、お金出せばデリでも、割りきりでもあるじゃん。」
彼「別れたくない。」
私「後悔先に立たず。。失ってから初めて気づく事もあるよね。」
彼「本当に悪かった。別れないで。一緒にいてよ。」
私「貴方が手を離したから知らない。。」
このやり取りだけで2時間以上していた。
私も本気で別れるつもりはないけど、さすがにキレた。
彼「別れないでよ。。離れないで。。」
暫く沈黙の時間。。。
彼相変わらず震えてた…
またまた私の甘さが。。。
私「ねぇ、チャンス欲しいの?あとはないよ。」
彼「えっ?本当!!一緒にいてくれる?別れない?」
私「次はないから…」
彼「やったー!!別れないしもうしない!!離さない!!!」
めっちゃ可愛い顔で強く抱き締めてキスをしてきた。
激しく、何度もキスをしてきた。
いつもより激しく求められる身体…
キスマークも刻まれた。。
私の奥に彼の印が刻まれた。。
情事のあと、横でいつものようにタバコを吸い始めた彼。
何度も「良かった~ずっと傍にいてな。もう別れるなんて言わないで。」って。
貴方が悪さをしなければね。。。
この時点で主人からLINE16件、電話3件。
私「しばらく旅行で会えないから、もしかしたら帰ってきてから別れを言うかも。主人と仲直りするかもね。」
彼「そんな事いわないで!もうしない!別れたくない!不安になる!」
私「最後にぎゅーってして。」
彼いつもより強くホールドしてきた。
「良かった。別れられなくて。良かった。」
笑えちゃうほど繰り返してた…
私を離したくなかったんだね。。なかなか身体を離さず、キスをしてくるから。。
私「そろそろ行かないと。。時間ないから。。離して。」
最後にぎゅって強く抱きしめられた。
この夜彼は心労から体調を崩したみたい。
私を失う恐怖…
私は歴代の彼女達とは違う…
これが人を好きになると抱く恐怖…
これで自覚してくれるといいな。
彼は言った。
「りんは大切な人だ。今までの女とは違う。」
忘れないでね…その言葉。
貴方と私の縁はある人が結んだ縁だから…
大切にしていきましょう…。