彼女の住む町に行ってから数日間彼は忙しくて、LINEでのやり取りは短めに済ませていた。
おはようとおやすみは必ずしていた。
次の約束まで1週間。
私「逢いたいと素直に思っているよ。」
彼「後4日だよ(^^)」
いつも逢いたいというと必ずこうやって返信がくる。
毎日でも逢いたいんですけどー!!
私「明日お茶だけでもしない?」
彼「15時くらいからなら大丈夫だよ。」
私「やったー!言ってみて良かった♪」
彼「じゃあ、いつもの場所ね。」
お茶だけだから、現地集合でいいのに。。
まぁ、彼の車に乗れるからいいかな♪
12回目の待ち合わせの場所。
近くのファミレスで彼とお喋り。
休日のファミレスなんて、知り合いに目撃される確率高いけど気にならない。
3時間の幸せな時間…
彼に触れることも、キスすることも出来ないけれど心は満たされた。
帰宅したら主人が
「どこに行ってたの?」
私「スタバ」
主人「自分だけずるいー」
私「マック買ってあげるから静かにして。」
主人「本当?やった~」
単純な人だと楽だなぁ…
彼との事がバレても主人はマックで黙るかな?
できれば黙って私を自由にしてほしい……
その日の夜も主人の後ろで彼とLINEをしていた。
私「今日は逢えて嬉しかった。そういえば、占いの先生が私が貴方に癒しを与えてると言ってたけどどうかな?」
彼「心強いよ。」
私「癒されてるって聞いてるんですけど~」
彼「癒されてるよ」
半ば強引に言わせたような感じ…
でも、画面を見ながら笑顔になる自分がいる。
あの日彼にもう一度チャンスをくださいとLINEしなければ、今の私は何をしていたのかな……