迷路
前回の続き。
仕事をしながら色々考えていた。
別れ方を…
仕事から帰宅した私を彼は泣きそうな顔で待っていた。
彼「この先どうしたらいい?もう死にたい…」
私「死ねば。でも、他人に迷惑かける死に方はやめてね。」
彼「助けて。どうしたらいい?」
震えながら寄ってくる彼
しばらく布団の中で腕枕をしながら背中をポンポン
私はお母さんか??
私「弟に話すだけ話したら?」
彼は弟に電話をした。
弟の返事はNO!
だよね。それでいい。
しばらく会話を隣で聞いていたら私の名前が出てきた。
どうやら、私にならお金を渡してくれるとのこと。
そして、私が完済に向けて振り分けて、今後の収支は私がするのが条件
彼はお願いと懇願してきて…
結局彼の借金は完済できた。
そのかわり、彼のコレクション(音楽、靴)を全部売り払った。
彼のコレクションがなくなったマンションは閑散としていた。
それを見ていた彼が…
彼「家具も売り払って、マンションもひき払って実家に帰る」
私「私は?」
彼「実家においでよ」
私「嫌です。3人で住むのは嫌。貴方が戻るなら関係は終わりね。」
彼の実家はゴミ屋敷…無理だよ。。
それにお母さんは、私が彼をお母さんから奪ったと思い敵視されてるからね。
彼「じゃあこのまま生活しよう。」
だけど。。。
このあと彼が隠れてタバコを吸っていたことが発覚。
喧嘩した…
大喧嘩……
彼「もう無理!終わりにしよう!」
あっさり手を離された
だけど一言伝えた
私「なに?困ったら頼るだけ頼って。テメーのけつぐらい拭けないくせに。借金が片付いたから用済みですか?倫理的にどうかなと思いませんか?そんな調子でいけばこの先手を差し伸べてくれる人はおろか、周りに誰もいないから。」
一言ではなかった…
タバコは彼の健康と経済面を考慮して話していた。
彼「もう、音楽売ったし楽しみがない。本数減らすからタバコ吸わせて。」
結局別れない話で決まったみたい。
彼が一番わからなくてはいけない。
私にどれだけ頼っているのか。
最近では、ご飯を食べるときに箸を渡さないと食べないくらい甘えてる。
困った変態だ。
私はどこまで彼を好きなのかわからなくなってきた