LIFE.LOVE...

愛してると囁いて

やっと。。。

12月7日




この日は私の仕事終わりに彼とマンションで待ち合わせ。



お泊まりセットはあるけれど、彼の姿がない。





しばらくすると彼が戻ってきて一緒にお出かけ。




久々に神社巡り。





帰り道に遅めの昼食。




彼とマンション近くのスーパーで食材の買い物。



いつものように、お風呂に入って彼と晩酌。





はい…酔って記憶が欠落していますが





彼の携帯には女性の名前がズラリと入っている。




LINEにもズラリと入っている。





携帯をいつでもチェックできる代わりに消さない約束だった。





でもね。。。ワガママな私は再度彼に削除を求めた。




彼「いつでも携帯みる約束したじゃん!あれからなにもしてないじゃん!」




私「きれいに整理したい」




攻防戦を繰り広げた。





ネックレスと指輪をはずして彼に渡した。





私「もういい。帰る。女をとるならサヨナラするね。」



彼「待ってよ。つけてよ。。外さないで。」




ネックレスと指輪を私につけてきた。




彼頭を抱えて悩んでた。





そんなに悩むなら、別れたらいいのに。





貴方なら女に不自由しないから。。





彼にこんな態度がとれるのは、彼が私を好きになっているとこの日確信する事があったから。






彼は気づいていない。。。







今でも「わからない。人を好きになった事がないから。。経験がない。」という。







彼「じゃあ、連絡先をメモして消すのは?」





私「あまい!若い女の子とHしたいならそうすれば?私はもう逢わない。」





彼「わかった。」





そういうと彼は私を見つめたまま真顔になった。





あっ。地雷踏んだかな。。





もしかして、終わっちゃう…





涙が溢れてきた。。。




顔を背けて涙を拭った。。




彼は静かに立ち上がり席を離れた。





しまった。。終わりだ…








彼は充電器から携帯を外して私に手渡した。








彼「いいよ。消して。でも音楽友達は消さないでほしい。」





私「うん。わかった」





二人で携帯を眺めながら削除開始…





まずはLINEから。




身体だけで繋がっていた女etc.




20名近く削除。。




次は電話帳。



ザクザク削除。。




ついでにデリへる関係も削除。




私「ありがとう。好き。」





ソファーで彼に何度もキスをした。






彼「かなり酔ってるね。」




私「うん。」




彼「何が不安?」




私「魅力的な貴方が悪い。いつでも一緒にいたいんやもん。」





彼「あれから、毎日逢っているしこうやって泊まってるやん。不意に呼ばれても俺駆けつけてるやん」




私は答える代わりにキスをした。






その後彼と私はまたSEXをした。





もう、声なんて抑えない…




我慢せずに思いっきり感じたままを彼に伝えた…




私「入れて…」




彼に何度もイカされた。。





この日の彼…いつもより大量の白い液体を私の中に出した。。





溜まってたのね。。




3日ぶりだからね…



やっと彼の過去の女性を整理できた。





そして、私の携帯に登録されていたメンズも整理した。





彼がいれば私はそれでいい。





元カノ達のように彼を天秤なんかにかけたりしない。





彼の全てが好きだから…

匂いと逢いたい

彼とネットで知り合ったのは、7月..




彼と初めて逢ったのは、8月…




最初は遊びだった。




彼は「既婚」と偽り…



私は「独身」と偽り…




真実は逆だった。





今は12月。




今は彼のマンションにまで自由に出入りしている私。




お布団や食器もあって夫婦みたいなまねごとをしている。







彼が仕事をしている時にこっそり背中に近づき、彼の匂いを嗅いでます。



それだけで幸せになれちゃう。



もう、変態ですよね。。



我慢できなくなると…ギュッって抱きついてしまう。



彼「ん?」とだけ返事して仕事をつづけている。



私「引っ付き虫参上です。。。堪能したら退散します。。」




しばらくスリスリ、クンクン





程ほどしたら隣の部屋で読書をする。





彼の仕事姿を隠し撮り。。




携帯の画像は彼でいっぱいになってきた。




話し合いをした日から、私達はほぼ毎日逢っている。




イルミネーションを見てお泊まりをした翌日、私は夕方から仕事だった。





主人は昼前から趣味の自転車でお出掛け。





昼前に彼におはようLINE。




私「ねぇ、逢いたい」




彼「明日も逢えるよ」




私「逢いたいの」




彼「いいよー。昼メシでもいこう。」




以前ならすぐに引き下がった私。




今は素直に言えちゃう。




彼も受け入れてくれている。。





お風呂に入って、仕事の荷物も持って彼の待つ場所へ。





お昼を食べながら




私「食べたらマンションにいかない?」




彼「いいよー」




マンションで私のタイムリミットギリギリまで過ごした。




帰り際に彼に抱きつきキスをおねだり。




このキスだけで私は仕事が楽しくできる。





仕事の休憩は彼とLINEをするのが楽しみ。





この夜も彼とLINEをしながら仕事をしていた。

告白の翌朝

目が覚めて彼の寝顔をみながら幸せに浸っていた。




彼の隣で裸で目が覚める幸せ…






何時かな?





パジャマを着て携帯を取りにリビングへ。






不在着信…




主人からだった。慌ててかけ直した。。





主「どこにいるん?車取りに行こうか?」





私「じゃあ、コンビニで。」





彼も同じ時間にタイヤ交換の予定があった。







私「起きて。時間過ぎてる。」





彼「マジ?あー。。。」




私はとりあえず着替えて約束のコンビニへ。





主人に車を渡してマンションへ。





彼も支度ができたようで出発していった。




部屋の片付けや洗濯をしながら彼の帰りを待った。




1時間ほどで彼が帰って来た。




彼「あー疲れた。タイヤが悪くて交換出来なかった。。また寝室で横にならない?」




彼に誘われるまま寝室へ。




彼の隣で彼の顔を見つめられる幸せ。






昨夜の話でもし…





違う選択をされていたら今はない…





そして、今までの自分を見つめ返しながら見つけた。




本当の自分。。





彼の前だと女でいられる。





尽くす喜びを感じた。





私はこの人と一緒にいるのが幸せなんだ。





やっぱり主人に話そう。





別れてもらおう。。





私と主人は話し合いができない。






机上の上の空論になってしまうから…






覚悟はできている。。





きっと前から出来ていた。。





彼を好きになってから行った占いの先生。





よく当たるんです。





占「貴女とご主人の結婚生活は3年で破綻している。今まで続いたのはお互い決断できなかったからです。」




当たってる。。




結婚3年目、よく喧嘩していた。。




私「離婚届持ってきて。」




よく言ってた。。





自分が取りに行けばよかっただけなのに、決断できなかったから今にある。




気づけば夕方だった。





彼は寝ていた。




そっと起こさずに部屋を出て洗濯物を片付けた。




彼「いつ起きたの?」




彼が起きてきた。




私「少し前。洗濯物できたよ。」




彼とリビングで話ながら帰り支度。





彼と別れて自宅に帰るこの時間が凄く寂しい…